『Magic: The Gathering』というカードゲームの話。
そうゆうわけで、ようやっとカードは揃いました。 全てを黒いスリーブに入れ、ごちゃまぜにします。
ゲームはプレイヤー3人によるバトルロイヤルです。 形式は「ハイランダー40枚+ / フリーフォーオール / アンティあり」としました。 フリーフォーオールとは、多人数戦において自由に呪文の対象 / クリーチャーの攻撃先を選べる形式。 アンティとは、ゲームの前にデッキの一番上のカードをめくって賭札(Anti)とするルール。アンティとなったカードはゲーム中に使用することはできないというもの。
・・遊び倒しました。 《Chaos Orb》が乱れ飛び、《Devouring Deep》にチクチクと島を渡られ、あわやのところで《Undertow》で押さえ込み。《Bronze Tablet / 青銅のタブレット》、《Contract from Below》は鬼強です。
ご存知の方はお判りかと思いますが、これらのカードはすべて、今ではあらゆる公式戦においてありえないカードたちです。絶版であり、禁止されており、あるいはあまりに用途が狭いためです。そんな、そんなカードが大暴れする姿にいたく感動してしまったのです。 コレだ、と思いました。
さて、それから幾星霜。
原点回帰を果たし、懐古趣味も一段落した私のキューブは、ついにはUn-シリーズさえ含むあらゆるカードを取り込み、今や膨大なものになっています。 そこで参考までに、ここに至るまでに弁えた、
「キューブに入れるべからざるカード三か条」
を挙げておくとします。
一つ、特定色イジメ(各Landwalk能力、《Karma / 因果応報》等) とりあえずはない方が無難でしょう。ただ、使いにくいものを若干は残しとくのはアリかと。何某かコンボのタネになり得ます。
二つ、バイバック呪文 ハイランダー環境においては特に、同じことの繰り返しになりがちで、つまらないデュエルのもとです。慎重に選んで入れましょう。うちのキューブでいうと、素では少々使いにくく、かつコンボ要員たりうるカードとして《Clockspinning / 時計回し》、《Evangelize / 福音》あたりが入っています。
三つ、アンティに関するカード 本当は使いたいのですが、ハイランダー形式とした場合、キーカードがアンティに出てしまうとコンボデッキが成立しなくなってしまいます。まぁ、コレはお好みで。 |