Magic: the Gathering 『マジック:ザ・ギャザリング』

 

其之壱 キューブへの道


 『Magic: The Gathering』というカードゲームの話。

 さて、件のキューブについて、ここでは、私がソコへ至るまでの経緯について簡単に記したいと思います。

 

 私の場合、第四版からこのゲームを始めました。
 1995年10月1日。某ホビーショップで、『
テクニカルガイド for マジック:ザ・ギャザリング』という本が出てるのを見かけました。

     

日本初のMTG解説本(たぶん)


 前々からMTGに興味はあったものの英語がネックだった当時の私は、コレと第四版のギフトボックスというセットを買いました。
 今から思うとずいぶんとわかりづらい入門書ではありますが、未だ見ぬカードがズラリとリストになっていて、いろいろ夢見させてもらいました。とは云え、

大半はその時点で既に絶版カードだった

りするんですが・・・。この時の刷り込みが今の後遺症に繋がってたりします。

 

 初めてボックス単位で買った(いわゆる大人買い)のは、確かストロングホールドというセットです。この頃からシングルカード販売も充実し始め、いよいよ転がりだします。公式のトーナメントにも(おそるおそる)出たりしました。
 何だかんだで
プロフェシーという追加セットまで続けてましたが、そのプロフェシーが私的には大ハズレのセットでして、当時学生だったこともありヤリクリの面からも、ここですっかり購買意欲を削がれてしまいました。

 一旦買わなくなると早いもので、トーナメントにはさっぱりついていけなくなってしまいました。で、そのままズルズルとMTGを引退することに。
 しかし、いざ足を洗おうとすると、これまで集めた大量のカードの処遇に困りました。

 旬を過ぎたカード(トーナメントで使用不可のセットのカード)ではショップ買取額も二束三文がいいところ。こちとら、少なく見積もっても

ウン十万円はツッコんできた

のに、です。

 

 まぁ、思えばここが運命の岐路というヤツで、私は生来の思い切り悪さが幸いして(?)、ごっそり手元に残すことにしました。
 それからしばらくの休眠期(他のアナログゲームへシフトした時期だったりしますが)を経て、そして、出会ったのです。
 
キューブ・ドラフトなるものに。

 Home トップページ

 

 ◆Magic: the Gathering
『マジック:ザ・ギャザリング 』
其ノ弐へ進む

 

Magic: the Gathering
『マジック:ザ・ギャザリング 』
序文へ戻る